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突撃インタビュー!第1回 ひまわり証券 FX企画部 野口偉史氏 - 1

今日はFXのパイオニア、「ひまわり証券(株)」に取材したのじゃ。ワシはFXの成り立ちが良く分からん、どのように始まったのか教えて欲しいのじゃ。


金融ビッグバンの柱の一つである、98年4月の外為法改正時からになります。
それ以前では「外為銀行」等の一部の金融機関しか、外国為替(通貨の両替)に関しては 取り扱うことが出来ない状態だったのです。
日本でも「この魅力ある金融商品を提供していこう!」ということで、 そのときより4〜5名の社内ベンチャーとしてスタートしました。

そして、8月に一部のお客様に提供を開始し、10月には全面的に提供するに至ったのです。 お取引のルールや商品説明書等も、既存にモデルとするものがなかったので、私たち自身で作りました。 またFXには当初法律的な規制が全く無く、証拠金取引であるが故に取引実態が見えにくいため、 いわゆる「賭博法」に引っかかるのではと危惧する声までありました。

しかし、実際の取引の仕組み(裏側で行われているカバー取引やロールオーバー)を説明して、行政には理解して頂きました。

ひまわり証券の独自サービスについて教えて欲しいのじゃ。

元々投資家の啓蒙ということで、投資初心者の方にも馴染みやすいものから少し高度なものまで幅広い内容のセミナー等をずっと繰り返し行ってきました。年間500本ぐらいです。

そしてこれからはシステムトレードの方にも力を入れていこうと思っています。これはご自身で勉強して売買していくというところから、さらに一歩進んで、システマティックに投資をご理解頂きたいと思っています。

そして最終的には、自動売買をおこなうシステム構築のところまでつなげていきたいと考えています。

現時点では、システムトレード専用サイトや「トレードシグナル」という売買ツールがご用意できていますが、今後もいろいろなシステムトレードソフトを取り揃えていくなどして、さらに皆様にご利用いただきやすいものにしていきたいですね。

ワシもそうじゃが、ライブドアショックやサブプライムで多くの者がマイナスになってしまったと思うが。。。

それはルールや通貨ペアあたりの話になります。
例えばサブプライムでは、 会社によってはお客様からお預かりした資金のうち4〜500億円が目減りしたところもあるとも言われています。

そういったところと比較は出来ないですが、当社の目減り額はかなり少ないのではないかと思います。 元々リスク管理に関しては、お客様にうるさく思われてしまうくらいに伝えるということもあります。
ただ、なかなか言われたからと言って出来るものではないです。例えば、反対に動いたら損切りしてくださいと言ったって出来るわけじゃありません。

そこで当社のマージンFXの場合には、特に仕組み・ルールとしてマージンカットという自動決済ルールや 分散投資しやすいような証拠金のルールなどを盛り込んでいきました。 また取扱通貨ペアもそうですけど、基本的に“複数の通貨で分散投資をする”が前提です。分散するためには色々な国の通貨を知らないといけないので、満遍なく情報提供しています。

そのような事をトータルで行っている結果、といったら自画自賛に聞こえてしまうかもしれませんが 当社の“ドル円”のポジションシェアは20%台とかなり低い数字が出ています。皆様からすると一番なじみの深い通貨ペアであるはずなのに予想外なのではないでしょうか?対ドルのお取引も多いので、仮に単純に円高になったから損失が出たと言うのもあまり多くないです。

また最近の傾向として、当社では対ドルでの高金利通貨のお取引が増えています。特にオーストラリアドル対ドルとか、NZドル対ドルですね。これらの通貨ペアの取引量は以前の2倍以上になっていて、大体の基調としては円の絡まないお取引が増えています。

もちろんそういったなじみの薄い通貨ペアは、なかなか取引しにくい・わからないとかで抵抗もあると思います。 しかしそのあたりは、それらの通貨の紹介や情報の配信に力を入れることで、うまく啓蒙が出来ているのではと思っています。

最近FXの情報商材が増えているけど、実際はどうなのじゃ?

株と比べてFXが目立ちますけども、それはやはり皆様の興味の現れだと思います。
例えば「わからないけどやってみたい」という気持ちですね。
提供する側もそれにつけ込んでかはわかりませんけど、ネットで落として何万円というものが時々見受けられます。その中には「これはいい」と思えないものも結構あります。

しかし私達は証券会社という責任ある立場で本当にいいものを提供していこうと思っています。
よく出回っているものとして「これですぐ儲けられる」というような安易で誤解を招くものが多いと思います。
しかしロジックをブラックボックス(内容の分からないもの)にしているものは、どれほど優れているように見えても要注意ですね。(本当に本当に、優れたものかも知れないのですが…。)
カーブフィッティングしてしまえば、パフォーマンスはいくらでも作れてしまいますから。

※カーブフィッティング:過去のある相場に合わせて優良なパフォーマンスを出すようにロジック等を操作すること

その辺は“ひまわり証券”としては危惧するところです。
今後当社では、ロジックを公開するようなセミナーを開いたり、「トレードシグナル」のなかで動かせるようなシステム・ロジックの販売をしていく予定です。

責任ある立場ということもありますので、ロジックを公開し内部的に検証した上で問題ないものを販売していこうというスタンスを考えています。当社としてはロジックがブラックボックスのものについては基本的に扱わない方針です。

金融商品取引法ができてコンプラが厳しくなったと聞くがそうなのか?

それほどの違和感はないですね。
コンプライアンス(法令遵守)は責任ある金融機関としては当たり前のことで、常々より慎重に行っていましたし、また一般的にはなじみの薄いデリバティブ商品を中心に扱っていたということもあって、商品・リスクの説明には特に力を入れていましたから。

そういった環境で広告の表現には一句一句こだわっていますが、それでも考えに考えた広告案が社内審査であっさりと×になったりもします。

お客様に誤解なく正当にかつ分かりやすくお取引の仕組み等を理解していただくことが最も大切なことなので、これからも広告の表現にはこだわっていきます。

ひまわり証券の将来の会社の展望・目標を教えて欲しいのじゃ。

FXや日経225だけでなく、システムトレードもまだあまり知られてない部分だと思うので、もっと裾野を広げていこうと思っています。

会社としては、経営理念に含まれている投資を楽しくする・エンターテイメントにする会社を目指しています。

また、FXに関しては、やはり日本で最初に始めたパイオニアと言われていますし、その自負もあります。当然、歴史と実績だけではなく、これからにおけるNo1も目指していきたいですね。No1の定義にもいろいろあるでしょうが、例えば口座数やお預かり資産残高などが、お客様に「選んでいただいている」ひいては「喜んでいただいている」事の表れだと思いますので、そのような点でのNo1を目指していきたいと思っています。

最後に何か投資家の皆さんに呼びかけをして欲しいのじゃ。

それは会社の理念になっていることですが、「ぜひ投資そのものを楽しんでください」。

投資に損はつきものですが、損してしまった場合でも、 単に「悔しい」とか「残念」とだけ考えるのでなく、「悔しいけど、次はうまくやろう」とか 「残念だけど、ハラハラして楽しかった」というように前向きに考えていただきたいのです。

ただやはり、私たちからしてみれば損はして頂きたくないので、セミナー等を通じて リスク管理も身に着けていただきたいと思います。 そしてそれに付随して投資の勉強をすることが楽しいとか、結果的に利益がだせて嬉しいというようになっていただきたいですね。投資初心者の方向けのコンテンツやサポート体制に注力していますので、ぜひお気軽にお取引を始めて頂きたいと思っています。